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コラム 2025.03.18

高気密住宅の誤解

Special20250317 (1)

以前、友人の家がとても寒い(実際に寒かったです)と聞いていたので、りさいずの高気密高断熱住宅を紹介したことがあります。
しかし、友人から返ってきた答えはこうでした。


「高気密って息苦しそうで嫌」


その時は、私自身にも知識がなかったので説明できませんでした。
何故「高気密」=「密閉空間」→「息苦しい」と誤解されているのでしょうか。


1. 昔の日本家屋との対比による誤解
昔の日本家屋は通気性が良く、すきま風が多いのが当たり前でした。
そのため「家の中は空気がこもらず、新鮮な空気が常に入れ替わっている」感覚があります。
一方で、高気密住宅は「隙間がなく密閉されている=空気が動かない」と誤解されがちです。
しかし、実際には24時間換気システムが法律で義務付けられており、計画的に換気されています。


2. 静けさによる心理的影響
高気密高断熱住宅は 遮音性が高いため、外の音が聞こえにくくなります。
普段、騒音が当たり前の環境に住んでいる人にとっては「静けさ」が逆に異様に感じられ「息苦しい」と思うことがあるようです。


3. 密閉空間への心理的な不安
「気密」という言葉自体が「閉じ込められる」イメージを連想させるのかもしれません。
また、窓を開けても風があまり通らないと感じることもあり、それが「こもっている」印象を与える可能性もあります。


高気密住宅は、実は快適な空間
高気密住宅は、計画的な換気によって常に新鮮な空気が循環していて、温度や湿度が一定に保たれるため、一年を通して快適に過ごすことができます。
「高気密=息苦しい」というイメージは、過去の誤解に基づいたもの。
高気密住宅は、現代の技術によって生まれた、快適で健康的な住まいなのです。




坂井



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