Q&A

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Q1. 温熱環境って何?
A. 人が住宅に住まう暑い寒いの環境
家の中の温熱環境が暑くも寒くも無い環境は快適といえます。体で作られるエネルギーと逃げるエネルギーが同じ状態が快適な環境といえます。

Q2. 人間って暑さに強いの?弱いの?
A. 動物の中で人間は暑さに強いです
何かしらで自分は暑さに強いとか弱いとか話した事があるのではないでしょうか。結論から言うと人間は暑さにメチャクチャ強いです。夏、甲子園の高校球児を見るとそれは実感できます。動物には「変温動物」と「恒温動物」があり、変温動物は外界の温度に影響され温度が上がりすぎたり下がりすぎたりすると活動できなくなってしまいます。人間は恒温動物であり、外界の温度が変化しても体温を維持し活動できます。汗をかくという事は体温を調節していることなのですね。裏を返せば人間は寒さに弱いということです。人間の体には暑さを感じるよりもはるかに多くの寒さを敏感に感じるセンサーがたくさんあります。人間は本能的に寒さを警戒しているのでしょうね。

Q3. 住まいは夏を旨とする?
A. 冬を旨としたほうが良いです
徒然草の一節「家の作りやうは夏を旨とすべし」を耳にした事があるかもしれません。夏は通風を利用し家中風が通る開放的なプランである事は重要ではありますが、それを旨としても良いのだろうか?実は日本の気候は夏の通風で快適な環境を作れる時間はほんの僅かしかありません。それよりも圧倒的に多いのは「要暖房」の寒冷な時間帯。温暖地では6割、寒冷地では8割にもなります。家の作りやうは夏を旨とすべしより「冬を旨とすべし」にした方が良さそうです。

Q4. 壁や天井の温度は快適性に関係あるの?
A. 壁や天井の温度は快適性に大いに関係します
室温と壁や天井などの表面温度を足して2で割ると「体感温度」になります。例えば室温が22℃、壁等の表面温度が10℃とすると(22℃+10℃)÷2=16℃が体感温度になります。冬に暖房の温度を上げて室温が高くなってもなんだか寒いのは表面温度が低いのが原因です。そこで表面温度を上げ快適な環境を作るのはズバリ「断熱」「気密」をしっかりするしかありません。

Q5. 断熱ってそもそも何?
A. 夏の暑さ、冬の寒さから家の中を快適にする事
夏の暑さや冬の寒さでも家の中で快適に過ごせるのは断熱のお陰ともいえます。家の中は床、壁、天井などに断熱材を入れる事で断熱されています。断熱材の役割は外部と内部の熱の伝導を抑えること(空気を移動させないこと)です。

Q6. 断熱しないとどうなるの?
A. 夏暑くて冬寒い家になります
断熱の無い家は夏の暑さや冬の寒さがダイレクトに室内へ影響します。つまり夏は暑く、冬は寒い家になります。熱は高温側から低温側へ移動するので夏の暑い日に冷房しても外からどんどん熱が室内に侵入してきます。冬は逆に室内の熱が外に逃げます。冷暖房をどんどん使えば使う程熱のやり取りが加速するので室内は快適になりません。また結露なども発生してしまいます。そして光熱費やエネルギーも無駄にしてしまいます。

Q7. 家を快適にするにはどうすればいいの?
A. 「断熱」と「気密」がポイントです
家を快適にするポイントは「断熱」と「気密」です。断熱は先にも述べました。ここでは気密についてお話しします。家の気密を高める事で室内が快適になります。具体的に気密を高めるというのは家の隙間を小さくすることです。気密が低いと冬の場合暖房で暖められた空気は上昇して天井からどんどん逃げていきます。悪い事に暖かい空気が逃げたらその分足元から冷たい空気が入り込んできます。暖房をどんどん使えば使う程空気のやり取りが加速するので足元はいつまでも寒く室内は快適になりません。気密を高める事で室内の暖かい空気は逃げず天井付近と床付近の温度差が小さくなり快適な環境となります。

Q8. 家の気密は必要なの?
A. 気密なしでは快適・省エネにはなりません
家の気密が低いと熱がどんどん逃げてしまい特に冬は寒さが身に沁みます。気密が低いと断熱の効果も発揮できなくなります。ダウンジャケットを思いだしてもらえるとイメージしやすいかもしれません。ダウン(羽毛)が断熱材で表地のナイロンが気密層です。これらが上手く活かされ暖かいダウンジャケットになります。そして気密を高めると同時に考えなくてはいけないのが「換気」です。気密が高いと隙間が無いので換気計画が必要になります。換気は汚染された空気や湿気、臭いなどを排出し新鮮な空気を取り入れる事です。

Q9. 断熱材の種類はたくさんあるの?
A. 種類も工法も多種多様です
一般的に住宅で使われる断熱の種類は大きく分けて2種類あって「繊維系」と「樹脂系」です。繊維系の代表格はグラスウール。樹脂系ではウレタンやフェノールフォームなどがあります。断熱の方法も壁の中に入れる「充填断熱」や壁の外側を包む「外張り断熱」やその両方を併用する方法があります。また屋根断熱、天井断熱。床断熱、基礎断熱など断熱施工の部位は様々あります。どの断熱材が良い悪い、どの断熱工法が良い悪いを比較するよりも断熱の計画と施工をキチンとする事が快適な家づくりで最も重要だと思います。

Q10. 部屋間の温度差は体にどんな影響があるの?
A. ヒートショックに注意が必要です
ヒートショックをご存知の方もいらっしゃると思います。最近は家の中でのヒートショック事故が多くなっているのも事実です。ヒートショックは急激な温度差によって血圧が大きく変動して体に悪影響を生じさせてしまうものです。例えばリビングの室温25℃、浴室の室温10℃、浴槽42℃といった環境下では体へ掛かる負担が容易に想像できます。家の断熱や気密が悪いと部屋間の温度差が大きくなってしまいます。健康な住まいづくりの基本はまずは温度差を解消する事です。

Q11. 体を暖めるのが暖房?
A. 体を直接暖めるのは「採暖」です
暖房の目的は体の放熱を穏やかにする事です。それには空気や壁などの表面温度を暖める事が必要となります。つまり家の断熱と気密が重要です。人間は体の放熱が穏やかであれば「快適」と感じます。寒い外から帰ってきてストーブの前に直行すると暖かくて「快感」状態になります。只ストーブ前にいると次第に熱の当たっている部分だけが熱くなり長時間いる事はできません。家の中では「快感」ではなく「快適」をつくる必要があります。ちなみに体を直接暖めるのは「採暖」です。日本古来で言うところの火鉢や囲炉裏でしょうか。体に熱が当たっている部分と当たってない部分では血液が暖められたり冷やされたり体に相当負担を掛けてしまいます。家の快適が健康にも大きく関係しています。

Q12. エアコンは畳数で選んでいいの?
A. 今の家では能力が過大になっています
エアコンを買い替える時に6畳用とか10畳用のように「畳数」で選ぶ方も多いと思います。この畳数は住宅で言うと断熱等級3程度(平成4年基準)の断熱性能が高くないものを想定しているようです。エアコンを選ぶ基準として「APF(年間エネルギー効率)」というものがあります。APFは数値が大きいほど効率が良いといえます。APFは冷房能力が大きい程(畳数が大きい程)数値が小さくなっています。言い換えれば市販されている中で6畳用が最もAPFが大きく効率が良いといえます。また家の断熱性能(外皮性能)は数値(Q値やUA値)で表され、数値を基に熱損失を計算し最適なエアコン能力を割り出す事ができます。実際Re-size.のコンセプトハウスは冷暖房を6畳用エアコン一台で行っています。

Q13. エアコン暖房は頼りない?
A. 家が寒いのはエアコンのせいではありません
はじめに断っておきますがエアコンメーカーの手先では無いので誤解しないでください。エアコンの下側にあるラベルを良く見てみると暖房冷房それぞれに定格能力○kwと定格消費電力○kwの数字があります。2019年現在最新のエアコンだと暖房能力が5.0kwで消費電力が0.96kwです。これは5.0kwのエネルギーを作るのに消費エネルギーが0.96kwあればよいという事です。その効率は520%、5.2倍という事です。家の断熱性能が解っていると熱損失が解る為、室温を20℃または22℃などに保ちたい場合の必要暖房能力が解ります。つまり「畳数」でエアコンを選定するのではなく「能力」で選定する事ができます。「断熱」「気密」をしっかり行う事でエアコン暖房でも寒くない家が十分可能です。

Q14. エアコン冷房は最大の消費電力?
A. エアコンはエネルギー効率が良いので賢く使いましょう
エアコンの冷房は電気を喰うといったイメージがあります。実際に一番エネルギーを使うものをエアコン冷房と答えている方が30%というデータもあります。しかし実際にエアコン冷房のエネルギー消費量は全体の3%程度。必要以上に無駄なエネルギーを消費する必要はありませんが、エアコン冷房は目の敵にするほどでもありません。実施のエネルギー消費は照明や家電、給湯が多く、冬になれば暖房のエネルギーが増えます。

Q15. 後付けで快適にできるの?
A. 今お住まいのお宅も断熱リフォームで快適にできます
断熱や気密施工は新築住宅の場合は計画に基づき順序良く施工できます。既存住宅の場合は断熱内窓を取り付けるだけでも効果が得られます。また床、壁、天井の全体を断熱リフォームしたり部屋を限定して断熱リフォームしたり規模や予算に応じた様々な断熱リフォームがありますので快適な住まいに変身する事が可能です。

Q16. 断熱リフォームは大がかりな工事が必要なの?
A. 手軽な工事から始められます
断熱内窓の取付は1ヵ所あたり1時間も掛かりません。床、壁、天井などの断熱リフォームは解体工事を含みます。規模にもよりますが1か月から3カ月程度掛かる場合もあります。また壁などの解体工事を必要としない断熱リフォームもあります。こちらは工期がグッと短縮できます。

Q17. とってもお金かかっちゃうの?
A. 新築とリフォームでは断熱・気密工事のコストバランスが違います
新築の場合は断熱・気密工事に掛かるコストは大まかに全体の1/20くらいです。全体から捉えればそんなに大きく無いのかもしれません。只住んでから変更ができない工事であるためしっかり計画しておく必要があります。断熱リフォームの場合は断熱・気密施工を行うまでの解体や下地の組み直しなど付帯工事が大きなコストとなる場合があります。壁などを壊さずに行える断熱リフォームもありますので規模や予算により計画を立てる事も可能です。


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