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コラム 2025.05.31

家づくりに欠かせない木 ~60年先の未来への贈り物~

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今年も恒例の植林の季節がやってきました。


取引先の大塚住宅建材さんと大川屋製材さんと共に、


村上の山で杉の苗木100本を植える作業を行いました。


天気予報では雨の予報でしたが、


幸い雨に降られることなく作業を進めることができました。


雨が降るとヤマビルが出てくるため、


この好天は本当にありがたいものでした。



植林場所までの道のりは決して楽ではありません。


足場の悪い山道を登り、


急傾斜の斜面での作業は体力的にも厳しいものです。


それでも今年は子供たちも一緒に参加してくれて、


小さな手で一生懸命に苗木を植える姿を見ていると、


この活動の意味を改めて感じることができました。




私たちが今、家づくりに使わせていただいている木材は、


約60年前に誰かが植えてくれた木です。


その当時植林をした方々は、


自分たちがその木を使うことはないとわかっていながらも、


未来への投資として大切に苗木を育ててくれました。


そのおかげで、今の私たちは良質な木材を使った家づくりができているのです。





そして今、私たちが植えているこの杉の苗木たちも、


60年という長い時間をかけて成長し、


いつか誰かの家づくりに役立つ日が来るでしょう。


その時、私たちはもうこの世にいないかもしれません。


しかし、未来の誰かが「良い木材だな」と喜んでくれることを想像すると、


この急傾斜での作業も意味のあるものに感じられます。



木を植えるということは、単なる環境保護活動ではありません。


それは時を超えた人と人とのつながりを育むことでもあります。


過去の人々から受け取った恩恵を、未来の人々へと受け渡していく。


この循環の中に私たちも参加することで、


家づくりはより深い意味を持つものになるのです。


毎年続けているこの植林活動を通じて、


私たちは木材の大切さ、そして持続可能な家づくりの意味を改めて考える機会を得ています。


急傾斜の山での作業は確かに大変ですが、


60年後の誰かの笑顔を思い浮かべながら、


これからも続けていきたいと思います。


野口

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