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コラム
2025.01.21
照明で変わる!?快適生活
照明で変わる!?快適生活
照明の光の色は、私たちの生活空間に大きな影響を与えています。同じ部屋でも、照明の光の色を変えるだけで、雰囲気がガラリと変わることがあります。今回は、照明の光の色の違いについて、より快適な空間作りに役立つ情報を詳しく解説していきます。
光の色はなぜ違うの?
照明の光の色は、色温度(ケルビンK)という数値で表されます。色温度が高いほど青みがかった光になり、低いほど赤みがかった光になります。
- 電球色(2700~3000K): オレンジがかった温かい光で、リラックス効果が高く、くつろぎたい空間に最適です。
- 温白色(3500K): 落ち着きのある明るい光で、様々なシーンに合わせやすい光色です。電球色と昼白色の良いとこ取りのような色味です。
- 昼白色(5000K): 生き生きとした自然な光で、作業に集中したい空間に適しています。自然光に一番近い色ですので、外に出た時の印象の違いを避けられます。
- 昼光色(6200~6500K): 青みがかったさわやかな光で、オフィスなどの活動的な空間に最適です。
光の色を選ぶポイント
照明の光の色を選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。
- 部屋の用途:
- 寝室:リラックス効果の高い電球色
- 洗面室、クローゼット:自然光に近い昼白色
- リビング:電球色、温白色、昼白色など、生活スタイルに合わせて使い分け、調光調色スイッチもおすすめ
- キッチン:作業効率を高める昼白色
- ダイニング:リラックスして気持ちよく食べることのできる電球色
- オフィス:集中力を高める昼光色
- 照明の光の色を選ぶ際の注意点:
- ワンルーム(LDK等)の中で色温度の違い過ぎる照明を選ばない →不快な空間になってしまいます。
- おすすめ①:リビング・ダイニング→電球色、キッチン→温白色
- おすすめ②:リビング・ダイニング→温白色、キッチン→昼白色
- インテリアとの調和:
- 温かみのあるインテリアには電球色、モダンなインテリアには昼白色など、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶ
- 時間帯:
- 朝は活動的な昼白色、夜はリラックスできる電球色など、時間帯によって使い分ける
光の色が与える心理的な影響
照明の光の色は、私たちの心理状態にも影響を与えます。
- 電球色:安らぎ、リラックス効果、温かさ
- 温白色:明るさ、快適さ、落ち着き
- 昼白色:活力、集中力、爽やかさ
- 昼光色:清潔感、広がり、開放感
まとめ
照明の光の色は、単に明るさを変えるだけでなく、空間の雰囲気や私たちの心理状態に大きな影響を与えます。部屋の用途やインテリアに合わせて、最適な光の色を選ぶことで、より快適で心地よい空間を作ることができます。
照明選びの際に、ぜひ参考にしてみてください。
権平