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その土地は誰のもの?
当たり前ですが家を建てるには土地が必要です。
土地を手に入れる方法はいくつもあります。
まず頭に思い浮かぶのは不動産屋さんから買う方法。
それから家族や親族から譲り受ける方法。
気に入った土地の地主さんに直接交渉して手に入れる方法もあります。
借りた土地に建てる方法もありますが、それは別の話なので今回は割愛します。
不動産屋さんや地主さんから買う場合は心配しなくて良いのでしょうが、家族や親族絡みの土地に家を計画する場合は注意が必要です。
良くあるのが空いてる土地に建てようとした時や古い家を壊して建て直そうとした時などです。
何が問題かと言えば その土地は誰のものか?という事です。
土地や建物の所有者は「登記簿謄本(とうきぼとうほん)」を見ればわかります。
登記簿謄本は法務局で取得する事ができます。
仕事がその分野に精通しているならまだしも、多くの人は登記簿謄本や法務局など日頃関わることの無い事だと思います。
裏を返せば家づくりを始めてみないと自分の家の事もわからなかったりします。
登記簿謄本には「土地」と「建物」が別々にあり、それぞれに情報が載っています。
また、登記簿謄本は他人の土地や建物でも取得する事ができます。
気に入った土地があったら登記簿謄本から所有者を調べ交渉したりする人もいます。
例えば「空いてる土地があるから家を建てても良いよ」と親から言われ、登記簿謄本を調べてみたらお爺さん名義だったなんて事があります。
そのお爺さんが亡くなっていたら所有権を自分に移すまでに相当の時間と費用が掛かります。
そうなると家の計画を進めるどころの話ではなくなります。
住んでる家を壊して建て替えする場合においては、壊す事すらできません。
家の計画を考えるならまずはその土地が誰のものかしっかり確認する事をお勧めします。
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