冷蔵庫を効果的に使いましょう



食品の保存になくてはならない冷蔵庫。そこで、冷蔵庫を使う上でのポイントを紹介します。

◇冷蔵庫本体の最適な環境や温度設定とは?

冷蔵庫本体の上って、何かモノを置きがちではありませんか?
冷蔵庫は、上から熱を放出するタイプが増えているので、上にモノを乗せすぎると、放熱の効率が低下し、電気代がかかってしまう事があるので、できるだけ、モノを乗せないようにしましょう。
設定温度は、中がおすすめ。最近は、設定温度を中(標準)にすると、自動で温度調節してくれるタイプが多いそう。取扱説明書を確認して、そのタイプなら、手動での温度調節がいらず、ラクですね。また、気温が低い冬などは、食品の入れ具合にもよりますが、設定温度を弱にすると、消費電力が少し節約できることがあるそうです。
ほかに、省エネモードがあれば、より少ない電力で稼働するので、ぜひ、取扱説明書をチェックしてみてください。

冷蔵庫の側面も放熱するので、5ミリ以上、すき間を開けて設置すると良いでしょう

◇場所別に効率よく食品を保存しよう

冷蔵庫内の温度は、実は微妙に違うのをご存知ですか? 冷気は下にたまる性質があるので、くさりやすい食品は、冷気の吹き出し口付近か、冷蔵庫の下段に入れることをおすすめします。また、ドアポケットは、冷蔵庫内で比較的温度が高めなので、温度の影響を受けにくいペットボトルの水やお茶のほか、すぐ手に取って使える瓶詰めの保存食などがおすすめです。
チルド室は、肉や魚はもちろん、ソーセージやちくわなどの練り物、納豆やキムチなどの発酵食品の保存に適しています。その一方、入れない方がいいのが、水分を含んだ食品。たとえば豆腐や卵は中の水分が凍ってしまい、味が変化する場合があります。マーガリンも避けた方が良いそうで、バターは成分の違いで入れても良いですが、マーガリンは、硬くなってしまうので、通常の冷蔵庫で保存しましょう。
野菜室は、文字通り野菜はもちろん、果物の保存に適しています。その中でも、バナナやアボカドなどは、冷やしてしまうと追熟が止まってしまうので、追熟をしたい場合は常温で保存を。野菜や果物以外で入れても良いものが、2リットルのペットボトルの水やお米。ほかにビールも。キンキンに冷えているのが旨い! と思われがちですが、ビール本来の香りや味わいを楽しむなら、6~8度が適温と言われているので、野菜室で保存するのも良いですよ。冷蔵室や野菜室に入れたビールを飲み比べて、お好みの味わいを探してみるのも良いですね。
ちなみに、冷蔵庫内は5~7割収納、冷凍庫内は7割以上を埋めると、効率よく冷やすことができます。

庫内は、冷気の吹き出し口を塞がないように配置することも大切です
冷蔵庫のメーカーによって温度設定など仕様が違うので、取扱説明書をぜひチェックしてみてくださいね

24. 7月 2022 by Re-size.
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