新潟ってどんなところ?

梅雨明けしてから本格的な夏の暑さとなっています。

新潟県の気候を調べてみると日本の中でも過酷な事がわかります。

まずは夏の暑さ。

ここ最近、毎年最高気温の記録更新がニュースなどで耳にします。2019年のデータをまとめてみると上位には新潟県の市町村がトップテンに多くランキングしています。

九州や沖縄が上位にランクインすると思っていましたが、新潟県の市町村が軒並みランクインしています。

新潟県は10万人あたり熱中症で救急搬送人数が71.56人と全国でも上位6番目です。ちなみに沖縄は65.57人で上から16位となっています。

新潟は夏がとても暑い地域です。

そして冬の寒さ。

冬、寒い朝を迎えてる県として新潟県は10.7℃と10位にランクインしています。1位は長野県で8.8℃です。

これは家の中の温度ですが、新潟の皆さんは冬はとても寒い朝を迎えています。

次に冬季12月から2月の1日当たりの日照時間。

新潟県は1.89時間/日と1日2時間弱しか太陽を拝むことができません。

これは全国でも上から4番目に日照時間が少なく、1位は秋田県の1.42時間/日となります。

日本海側はやはり日照時間が少ないのがわかります。

あとはやはり降雪、そう雪です。

年間雪日数の全国平均が35日となっており、新潟県は75日で上位7番目です。1位は北海道で121日。

この冬はとにか雪が多く降り積もり、大変な冬だったことは記憶に新しいところです。

それからジメジメした湿度。

新潟県は年間の平均相対湿度は72%と上位11番目。1位は島根県の77%。

家の中の湿度が60%を超えてくるとバクテリア、ウイルス、カビ、ダニが活発化してきます。

まだあります。

新潟県は年間の降水日数が170日。1位は秋田県で177日。

1年の半分は雨や雪が降っていることになります。

ちなみに全国平均は120日です。

そうなんです。

新潟県は夏は暑く、冬は寒く、雪がたくさん降り積もり、日照時間が少なく、ジメジメして雨の日が多い県なのです。

なんだか残念な気持ちになってしまいましたが、そんな新潟県だからこそパッシブデザイン設計がとても有効だと思います。

家は高性能であることはもちろんのことですが、地域性をしっかり活かす事も大切です。

20. 7月 2021 by Re-size.
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