わかりやす~いコンクリートの話。

わかりやす~いコンクリートの話。

木造住宅と言っても全てが「木」で出来ているわけではありません。構造体の種別として「木」なのですが、木造住宅に限らず全てと言ってよいほど基礎にはコンクリート(以下 CON)が使われています。

そのCONにも種類はいろいろありますが、基礎に使われているCONはレディーミクストコンクリートと言って俗に生コンクリートとも呼ばれています。

性状はドロドロとしていて、黒っぽい灰色をしています。
性質はアルカリ性で素肌に触れると荒れてしまうので、直接手では触らないように注意しなければいけません。

又、比重はタテ1m×ヨコ1m×高さ1mで2.3トンで同じ体積の水が1トンですから、とても重いですね。

コンクリートミキサー車

住宅の工事現場にコンクリートミキサー車が止まっているのを見た事がありませんか?
あれは基礎にCONを打設している状況です。
CONを流し込む作業を「打設(だせつ)」と言ったり、「打つ」と言ったりします。おもしろい独特な表現ですよね。

昔の話で(今はこんな事をしている業者はいないと思いますが・・・)現場に搬入されたCONにまた水を現場で入れている事があったそうです。
CONをやわらかくして作業性をよくする為に行われたようですが、この行為はCONの性能を著しく低下させ、強度も大きく減少するので絶対に行ってはいけないのです。

CONはプラント(工場)で配合された状態のものを現場で打つ事が絶対条件です。

続きはまた次回・・・

24. 2月 2008 by Re-size.
Categories: 仕事, 住宅, 建築 | Leave a comment

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