© 2009 野口 晃

蟹工船。

少し前に話題となっていた「蟹工船」を読みました。

蟹工船と呼ばれる工場としての機能を持った

蟹を獲る船の中で巻き起こる雇い主と

厳しい労働条件を強いられた労働者との

関係を生々しく描いた物語です。

原作は1929年に発表と随分昔なのですが、

昨年復刻版として登場し再び脚光を浴びることとなりました。

この復刻版では、当時の「蟹工船」と現在の「蟹工船」なるものが

解説されています。

本編の文章は日本の北の方言が使われており、

少々読み難かったりもしますが、読み進めていくうちに

慣れました。北に位置する新潟県民には解りやすい

方言なのかも知れません。

作者の小林多喜二の事も全く知らなかったのですが、

築地警察署にて当時の特高警察による拷問で虐殺され

1933年29歳の若さでこの世を去っています。

僕的には「蟹工船」で描かれる文学にある思想などは

良く解らなかったりもしますが、読み物としては面白いので

機会がありましたら読んでみてはいかがでしょうか?

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